北欧家具と試験採点
北欧家具の職人には、職人資格がありますが、ドイツなどでは、この資格がないと、北欧家具の職人として働く事ができません。
スウェーデンでは、資格がなくとも働く事は出来るのですが、やはり、資格はステータスに成りえるので、北欧でも、家具職人を目指すのならば、資格試験を受けるのが当たり前の風習ではあります。
試験の合格ラインとしては、提出する家具の評価が、5満点中の3点以上を取れば合格となりますが、この試験の試験管は、マイスター資格を持っている人物が行い、広い視野を持って、家具を評価するのです。
まずは、全体のバランスを見ながら、表面がしっかりと研磨されているかを丁寧に見て行き、次に、引き出しや扉に、鍵などの機器の動作を検証します。
この検証は、例えば、引き出しならば、引き出しを上下逆さまにして出し入れする事で、引き出しだけではなく、元の家具側の引き出しが収まる部分もしっかりと作られているかなどを見る事ができます。
もしも、しっかりと作られていないと、スムーズに引き出しの出し入れが行えず、引っ掛かってしまう事になり、大きな減点対象になります。
この様に、試験管はかなり厳選の眼で見ていき、さらに、採点は続いていきますので、5点満点中の3店以上なんて余裕だと高をくくって挑むと、酷い点数を付けられてしまうかもしれません。
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スウェーデンの専門学校
北欧地方のスウェーデンには、北欧家具職人になる為の専門学校が存在していますが、その中でも、カール・マルムステンと言う、北欧家具の巨匠が成立した、「カール・マルムステン木工技術デザインセンター」と言う学校は、当時はカール・マルムステンと4人の学生しかいない様な、小さな学校からスタートして、現在でも、全生徒が60人程で、大きな学校とは言えませんが、大変由緒のある学校であり、現在では、スウェーデンの北欧家具を学ぶ専門学校の中でも、別格とされています。
その為、入学の為の試験は、かなり難しいと言われていて、世界中から、北欧家具の職人になりたい人物が集まってきますが、1年で採用する学生は、数人だとも言われています。
そして、学生であっても、他所から仕事がくる事もあり、当然のごとく、家具を扱った事もない様な初心者には、受験資格も与えられません。
この辺りは、どの様な学校でも同じだと思いますが、まず、厳正な書類審査が行われ、それに通れば、面接と、実技試験が行われる仕組みです。